森子どもクリニック院長 森 泰二郎

「新米ママさんが一番大変な1歳までをサポートできればと思います」

長い妊娠期間を経て、ようやく出産の日を迎え、かわいい赤ちゃんと対面されたママさん、おめでとうございます。

「こどもは3歳までに一生分の親孝行を終える」と言われます。「笑った、笑った」、「立った、立った」、というように、日々見せてくれる愛くるしいしぐさやどんな時もあなたを信じ、甘えてくるかわいらしさ、そして毎日少しずつ新しいことを覚え、うれしい驚きをあたえてくれます。赤ちゃんからもらう喜びはたった3年という短い間にあなたが赤ちゃんに何十年間あたえるものと同じくらい大きなものだという意味です。

一方で、赤ちゃんは熱を出したり、ぐずったりと、体調を崩すこともままあります。眠れない夜を過ごすこともあるでしょう。でも心配をさせてくれる赤ちゃんがいるからこそでそれも幸せの一面なのです。

赤ちゃんを育てるのに、一番大変な1歳までの誕生日まで、毎日赤ちゃんの状態をお伝えするのが、「ママ一年生」メールです。毎日毎日、その時期の赤ちゃんの様子や、お母さんへのアドバイスを配信しています。このメールの監修にあたっては、育児、健康の問題を主にとりあげました。

赤ちゃんの成長は日付通りにいくものではありませんから、実際の成長と前後してもどうか心配をしないで下さい。赤ちゃんにも体格や顔が違うように個性があり、一人一人みんな違うのはあたりまえです。ぜひその違いを楽しむようにしてください。

一人の小児科医として、また近所のおじさんのつもりでご相談にお答えします。肩の力を抜いて、気軽に読んでいただければ幸いです。

森子どもクリニック院長 森 泰二郎

森子どもクリニック院長 森 泰二郎先生
1976年慶応義塾大学医学部卒業。同年、小児科学教室入局。
米国留学、静岡赤十字病院勤務を経たのち、1991年埼玉社会保険病院小児科部長に着任。
1999年森こどもクリニック開院
森子どもクリニックHP

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